神様も喜ぶトイレに




5.神様も喜ぶトイレに

■洗剤はアルカリ性ではなく酸性で


いきなり難しい話ですみません。キッチンや洗面所、部屋の汚れはホコリや手垢、石鹸カスなどなのですが、トイレが黄ばむのは尿石が原因です。尿石というと、病気の尿管結石を思い出す人が多いと思います。そのため男性のイメージが強いですが、男性にも女性にもできるもので、尿の中のリン酸カルシウムやシュウ酸カルシウムが、二酸化炭素と結合してかたまったものが尿石です。これが便器などにこびりついて、黄色い汚れとなるとなるわけです。尿石の主な成分は炭酸カルシウムで、アルカリ性の汚れ。ですので、アルカリ性の汚れを取るために、酸性の洗剤を使うようにしましょう。特にクエン酸の洗剤が効果的で、トイレ専用の洗剤なら、ゴシゴシしなくても簡単に汚れを落としてくれます。ただし、長年こびりついてしまった尿石など、しつこい汚れであれば、ティッシュペーパーに洗剤を染み込ませて、1時間ほど貼り付けておきます。時間が経ったら、ティッシュごと汚れを拭き取って、水拭きをします。これで黄ばみはキレイになります。

■洗剤で無理なら削り取る


酸性洗剤でも落ちない汚れは、削り取るしかありません。私の場合、スクレーパーを使用します。スクレーパーは、工業分野で用いられるへら状の刃に柄を付けた工具で、ホームセンターで購入できます。先が交換できるものがケレン棒という商品もありますが、使い方は同じです。スクレーパーやケレン棒を使用する際は、便器を痛めないよう注意が必要。グリップのある軍手やゴム手袋を使用すると、滑りにくくなります。なお、削った部分は、表面がガサガサになっています。ガサガサしたままだと汚れがつきやすいので、耐水サンドペーパーで表面を平らにしましょう。

<おすすめスクレーパー>

ハイパースクレーパー200(オルファ)
握ったときに、滑らず力のかけやすい形状を追求したX(エックス)デザイン・ハイパーシリーズの替刃式大型スクレーパー。ヘッド部は衝撃に対して強度があり、グリップエンドを叩いてのハードな作業も可能。片手での作業に適した200mmタイプ。厚さ0.8mm厚刃を標準装着。別売りの0.5mm厚刃、弾力刃、カッターナイフ替刃(大)も装着可能です。刃カバー付き。

参照元:https://www.olfa.co.jp/products/seriecategorydetail/p/6/128

オルファはカッターナイフで有名なメーカーです。また、軍手でガサガサを取る方法もあります。ゴム手袋をはめて、その上から軍手を着用。軍手の繊維のザラザラは、汚れ落としによく効きますよ。

■仕上げはキッチンラップ


トイレ掃除の仕上げに、キッチンラップ使います。場所としては、便器の手洗水が出るタンクのフタ部分、便器ボウルから出ている吐水口、水がたまる便器ボウル部分などが有効です。水アカは、水に濡れたり乾燥したりを繰り返すとできてしまいます。しかし、スポンジで掃除すると、スポンジに洗剤が吸われてしまい、便器部分に洗剤が塗布されません。キッチンラップであれば、スポンジのように洗剤が吸われないので、洗剤が便器にまんべんなく広がるのです。何ヶ月もかかってこびりついてしまった汚れは、一日の掃除では落ちないこともあります。時間を決めて、今日はココまでと区切りをつけましょう。毎日は無理でも、毎週曜日を決めて、掃除をする習慣をつけることも、清潔なトイレを保つためには大切です。