ピカピカキッチン




6.ピカピカキッチン

■水垢には酸で対抗


シンク内についた白くザラザラした汚れの正体は、水垢です。水に含まれるミネラルと、食品に含まれるカルシウム成分が結合して固まってしまったもので、掃除せずに放っておくとどんどん水垢が蓄積し、こびりついて取れにくくなってしまいます。この水垢はアルカリ性のため、酸性の酢やクエン酸が効きます。酢やクエン酸を水と混ぜ、汚れている箇所にスプレーして1時間程度放置します。その後、スポンジで擦れば簡単に水垢が落ちていくはずです。 それでも落ちない頑固な水垢は、酢水かクエン酸水を含ませたペーパータオルで汚れの上からパックし、さらに2~3時間放置しましょう。

■石鹸カスにはアルカリ性


水垢と見た目はあまり区別がつきませんが、石鹸カスも汚れの原因。食器用の洗剤と水のミネラル分が混ざり合い、付着した白い汚れが石鹸カスです。水垢と見た目はあまり区別がつきませんが、石鹸カスには酸性の成分が多く含まれているので、アルカリ性の水垢とは性質がかなり違います。酸性の石鹸カス汚れに酸性の洗剤を使用しても効果はありませんので、今度はアルカリ性の重曹を使いましょう。シンクを軽く水洗いした後、粉のままの重曹をまんべんなくふりかけます。 そして30分ほど放置してスポンジでこすり最後に水で洗い流すと、シンクはピカピカになるはずです。

■排水口のカビや雑菌の除去方法


排水口付近は、食べカスや油汚れ、食器洗い時の汚水などが通るため、使い続けているとどうしても汚くなってしまいます。 ヌルヌルしたカビや雑菌を伴った汚れが、排水口付近に多く付着する傾向にあります。 排水口は、クエン酸水(もしくは酢)と重曹の両方を使ってキレイにします。まず、排水口に重曹を均一にふりかけてその上からクエン酸水(酢)をかけていきます。 その上から、ぬるま湯を少しずつかけていくと、クエン酸水(酢)と重曹が反応して発砲します。 なお、発砲してできた泡には、カビや雑菌に対して強い洗浄作用があります。 そして30分ほど置き、お湯で洗い流します。 ここで放置しすぎると、逆に汚れが固まってしまうので注意しましょう。さらに、クエン酸水(酢)には抗菌作用があるので、この除去方法を行なったあとは今までよりも汚れにくくなります。

■ガスコンロの汚れには


ガスコンロ使用後は、少し温かみが残っているうちに水拭きするようにしましょう。汚れがたまってしまった場合、重曹ペーストを塗ってしばらく置いておくと、汚れがゆるんで落としやすくなります。重曹ペーストはクレンザーのようにも使えますので、キッチンラップ等でこすって汚れをふき取ります。重曹の成分が残っていると白い結晶が浮き出してきます。仕上げに、濡らして絞ったふきんでしっかり拭き取ることが重要です。

■魚焼きグリルのお手入れ


水ありで焼くタイプと水なしで焼くタイプとで、お手入れの方法は変わります。まず、水ありで焼くタイプのグリルの場合、水と一緒に片栗粉(大さじ2~3)を入れて溶かし、魚を焼きます。そのまま冷めるまで置くと、片栗粉が固まってぺろんとはがれます。一方、水なしで焼くタイプのグリルなら、魚が焼きあがった後、受け皿に水と重曹を入れて冷めるまで置きます。重曹の作用で油が水に溶けやすくなっていますので、油汚れはするりと落ちます。

■電子レンジ・オーブン・冷蔵庫も


電子レンジのお手入れは、水1カップに重曹大さじ1を目安に、耐熱容器に入れて加熱します。蒸気を充満させた状態で5分ほど置いた後、内部を拭き掃除します。温まった重曹水をつけてスポンジでこすっても良いでしょう。重曹水スチームで落ちないこびりつき汚れは、重曹ペーストをつけたスポンジでこすってみてください。ペーストを汚れに乗せてしばらく放置すると落ちやすくなります。オーブンの場合も同じような工程で掃除できます。また、容器に粉末の重曹を入れて冷蔵庫の中に置いておくだけで、臭いを吸収する効果があります。1~2ヶ月に一度を目安に交換が必要となりますが、臭い消しに使った重曹も汚れを落とす効果は変わっていないので、重曹水スプレーやペーストに再利用できます。

重曹はホント万能洗剤!