ハウスダストって?




2.ハウスダストって?

■小さくて軽いハウスダスト


ハウスダストとは、ホコリの中でも1ミリ以下の、非常に細かく肉眼では見えにくいもののことです。とても小さく軽いので、空気中に舞い上がりやすく、吸い込むとアレルギー疾患などの原因となります。ハウスダストには衣類などの繊維、ダニの死骸や糞、ペットの毛、花粉、カビ、細菌など、さまざまなものがあります。また、排気ガスや砂埃などが家に持ち込まれた場合もハウスダストとなります。平均的な家庭ではハウスダスト1gの中にはダニ約2,000匹、黒カビ約3万個、細菌約800万個が含まれていると言われます。どんなに念入りに掃除をしても空気中からハウスダストを完全になくすことは不可能ですが、いかにしてハウスダストを減らすかはアレルギー対策の焦点の一つとなっています。

■ハウスダストが溜まりやすい場所はどこ?


ハウスダストは家のあらゆる場所にあるものですが、特に溜まりやすい場所があります。床は面積が広く、ハウスダストが一番溜まりやすい場所ではあるものの、こまめに掃除をしたりすることで比較的除去しやすいものです。一方で、目に付きづらい棚の上や照明器具の上などは普段から掃除がなかなか行き届かない場所のため、ハウスダストが溜まりやすい場所です。また、布団のある寝室や、着替えたり汚れを落としたりする洗面所も要注意です。ハウスダストの多くは私たちが外から持ち込んできたものであり、髪の毛や衣類、鞄、靴底など、さまざまなところにハウスダストは付着しています。また、風に乗って外から室内に入ってくることもあります。

■モーニングアタックって何?


朝起きた時にくしゃみが止まらない、起きたとたんに鼻水がムズムズするなど、不快な症状が起こることはありませんか?これはモーニングアタックと呼ばれるアレルギー症状の一種です。ハウスダストは軽いため、人が動いたり、空気の流れがあったりする時は空気中に漂っています。夜寝ている間などの空気が動かない状態になると、床や布団などに静かに落ちて溜まります。そして朝起きて動き出すと、溜まっていたハウスダストが再び空気中に舞い上がるため、それを吸い込んだためにアレルギー反応が起こってしまうのです。これがモーニングアタックの起こる仕組みです。この不快な症状を和らげるためには、寝ている間も空気清浄機も作動させたり、布団をバサバサと動かして余計なホコリを立てないなどの工夫をすると良いでしょう。