風水の話




7.風水の話

■風水って何?


私の妻が風水好きなのですが、実は、家の掃除と風水は密接に関係しています。風水とは「陰陽五行思想」に基づき考えられている中国発祥の環境学。その起源は古く、今から約4千年前に発祥したと言われています。陰陽五行思想とは、この世に存在するすべてものは「木・火・土・金・水」の五行のどれかに分類されていて、さらに「陰」か「陽」の性質がそれぞれに宿っているという考え方のことです。その考え方を元に、風水とは衣・食・住、行動など自分を取り巻く環境を整え、「気」の力によって運を呼び寄せていこうとする実践的な方法だと言えるでしょう。風水の基本的な考え方は「環境が運を決める」というものです。人が持って生まれた運は変えられなくても、その運を大切に持ちながら高めていったり、どんどん運気をアップさせていこうとする前向きな取り組み方法が風水であると言うこともできるでしょう。

■掃除が先か、風水が先か


風水とは深く学ぼうとすると非常に奥が深く、なかなか体系的に学ぶことは難しいものです。興味がある人は少しずつゆっくり学んでいきながら、身近で簡単なところから実践していくといいでしょう。まずは玄関から、風水の考え方を取り入れて整えていくといいかもしれません。玄関は、外から良い気を取り込むために特に重要とされる場所ですから、いつもすっきりと清潔にしておきましょう。また明るいことも大切です。物がごちゃごちゃと置かれていて薄暗い玄関は汚れも溜まりやすく、よい運気も逃げていってしまいます。なるべく物を置かず、すっきりとした玄関を心がけてみましょう。仕事でお客様のお宅に伺うとき、風水を取り入れているご家庭は、間違いなく家の中がキレイです。掃除が先か、風水が先か、という話ではあるのですが。

■風水における鏡の役割


鏡は剣、玉と並ぶ「三種の神器」の一つとして、昔から特別なものとされてきました。風水においても鏡はとても重要な役割を果たしており、取り扱いには気を遣うべきものとされています。まず気をつけたいのは、鏡は玄関の正面に置いてはいけないということ。これはせっかくの良い運気が玄関から入ってこようとするものを跳ね返してしまうとされているからです。玄関に鏡を置きたい場合は、真正面からずらして置いたり、側面に設置するとよいでしょう。玄関のドアを背にして右側の陰に置くと仕事運がアップ、左側なら金運がアップすると言われています。左右どちらにも設置するのは「合わせ鏡」となってしまい縁起がよくないのでNGです。一つの部屋に複数の鏡を置いたり、天井にはめ込んだりすることも避けましょう。特に天井の鏡は、下にいる人の運気や財産、さらには健康などを消耗させてしまうと言われています。鏡は手垢等で汚れやすいので、重曹水を含ませたクロスでこまめに拭くようにしましょう。